チャンスを知れるか見逃すか
「木を見て、森を見ず」
とは言いますが、森を見過ぎてしまって、チャンスを逃している状態を投資では言い表します。
日本の株式市場の状況を解説するのにどうしても日経平均が用いられるので、仕方がないのかもしれません。
個別では“好パフォーマンス”の銘柄が日替わりで出ていますし、東証1部の大型株ではなく、新興市場の中小型株の方がチャンスがいっぱいあります。
こんにちは。元ディーラーの佐藤です。
元々この「週1副業投資術」は、私のディーラー時代の経験をベースに考えていますので、東証1部の優良株が中心のロジックでした。
一番大切なことは、
「出来るだけリスクを軽減する」
ということですから、まずは“流動性”を考えます。
いつでも換金できて、信用度の高い銘柄です。
市場参加者の少ない銘柄は値動きも一部の投資家の売買で、大きな変動になりやすく、説得力に欠けるのです。
また、売買の少ない銘柄は板に売買注文が少なく、現値に近い株価で約定できないことがあります。
ですから、より多くの投資家の売買が決めた方向性の方が、バイアス(傾き)のかかり方に信憑性があるという認識になります。
相場で生き残るための順応性
以前は、東証1部銘柄でも十分パフォーマンスを得られていたのですが、最近は日経平均同様トレンドが発生せす、新興市場(マザーズやJASDAQ)の銘柄の方が大化けすることが多く、市場参加者の注目度が高い分、流動性も高くなっています。
そこでチャンスを逸してはいけないと各チャートを検証したところ、新興市場の銘柄でも「変化の兆し」であるリバーサルの出現後、しっかりトレンドが発生し、大きな利益になっているものが多いことがわかりました。
直近では、、、
昔は全く無視していた超低位銘柄(株価100円以下)も注目するようになりました。
100円前後の超低位銘柄はそれが市場の評価ですから、魅力のない会社と言えるでしょう。
しかし、考え方によっては下値リスクは限定的で、株価が低い分、投資資金も少なくて済みますし、2倍3倍になりやすい銘柄でもあるのです。
こういった経緯があり、基本的な考え方を相場に合わせて柔軟に進化させています。
相場で生き残るためには、順応性も大切です。
どこにチャンスがあるか、リスクを抑えた投資をするために市場の変化にも敏感になる必要があるのです。
参考チャート
レカム(3323)
ヤマノHD(7571)
プロルート丸光(8256)
伊豆シャボテンリゾート(6819)
オンキヨー(6628)
エリアクエスト(8912)
アルメディオ(7859)
エス・サイエンス(5721)
これらの銘柄のチャートは、一度確認してみてください。
とてもわかりやすいチャートになっていると思います。
動画やマニュアル、メールでもお伝えしてきていることですが、リスクを軽減するためには・・・
反転の初動で仕掛けることが大切なのです。
また、タカタ(7312)のような破綻した会社の売買が急増して、マネーゲーム化していますが需給だけのチキンレースです。
そこにチャンスがあったとしても参加しない方がいいでしょう。
マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。
自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!
今日の相場格言
「資力相応に仕掛けるべし」
こちらをクリックお願い致します