【株式投資】忘れがちになるシンプルな原理原則とは?

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株価が上昇してから、注目される矛盾

最近、いろいろな情報を調べていて、疑問に感じたことがありました。

それは・・・

「なぜ、株価がかなり上昇してからでないと、注目銘柄に取り上げられないのか?」

ということです。

こんにちは。元ディーラーの佐藤です。

分析データや企業情報などを専門用語を並べて、正当化していますが私からすれば、「上昇してきたから、良いですよ」と言っているだけのことに過ぎません。

急上昇している銘柄ですから、パッと見た時にわかりやすいですが、所詮は、株価が上昇してから、後付で理由をアレコレ付けている・・・

そんな「結果論」ばかりを目にします。

特にアナリストのレポートや有料銘柄予想サービスなどでは、良い部分だけに焦点を当てて、

「こんな好材料があるので、まだ株価は上がりますよ」
「こんな状態だから、こうなっていきますよ」

「専門家目線」で投資意欲を掻き立てます。

どんなに内容が良い株であっても、株価が上がり続けることはありません。上げ下げを繰り返します。

そのことをわかった上で、たくさん出回っている情報を仕分けしていかなければいけません。

ですから、こうした今の状況は、本当に危機的状況だと私は感じています。

本来あるべき相場の専門家の姿とは?

本来、専門家ならば、、、

誰にも見向きもされない底値圏を這っているような株価位置の銘柄で、今後上昇が期待できそうな銘柄を投資家に勧めるべきです。

なぜなら、株式投資の基本は『安い時に買って、高い時に売る』だからです。

例えば、、、

あなたが100円で買った缶コーヒーが、150円で売れたら、50円の利益が出ます。

あなたが10万円で買った時計が、20万円で売れたら、10万円の利益になります。

単純な計算ですが、株式投資の基本もこれと同じことです。

あなたが1万円で株を買ったら、2万円、3万円と株価が上がったときに売る。そして、1万円2万円という利益を得る。

とてもシンプルですね。これこそが本来、リスクとリターンを考えた、理想的な株式投資です。わかりやすいですよね。

安い(底値)株価で買って、高い(高値)株価で売れば、利益が得られるわけですから。

だからこそ、上がった銘柄に注目するのではなく、これから上がるだろう銘柄にこそ、注目するべきなのです。

株式投資で負ける人の鉄板ルート

もし、毎日何時間もパソコンの前に座り、株価の動きを観察しつづけられるのでしたら、動きのある銘柄を探して、追いかけ続ければ良いと思います。

ですが、そんな投資をしていても、利益は積み上がってはいかないでしょう。

勝っては負けてを繰り返し、ちょっとした値動きに一喜一憂し、

「自分が買ったら株価が下がる」

「評価損が出ていたから手仕舞った途端、株価が上がり始める」

という、「投資家あるある」をまるで武勇伝のように語るのです。

結果、資金はなくなっていき、株式投資から撤退していく。

これが間違った投資をする人のほとんどが陥る「鉄板ルート」です。

それが分かっているにも関わらず、未だにそんな投資をしている人が絶えません。

もっと、株式投資はシンプルで、難しく考える必要はないのです。

私の基本的な考え方は、それまでのトレンドを否定する“反転ポイント”で仕掛ければ、ローリスクで利益を得られる。

さっきもお伝えしたように、底値圏(安い株価)で仕掛けることで、利益を手に入れられるのです。

株式投資で重要なのは情報や知識ではなく株価

また、もう1つお伝えしたいのが、いつの相場も「材料は後から」で、株価の方が先に反応するということです。

どういうことかというと、企業の業績がアップするようなニュースや情報(材料)が出回る前に、実は株価にその“兆し”が出ます。

良い材料が出たから株価が上がるのではなく、
悪い材料が出たから株価が下がるのではなく、

先に株価に変化が出ていて、後から材料が出てくるのです。

ですから、「株価の値動きを注視する」ということが、株式投資で利益をあげるための根本的でシンプルな基本なのです。

株価位置や値動きの変化から、チャンスを見つけることが大切です。

あなたもそうしたスタンスで株式投資に取り組んでいけば、着実に利益を積み上げていけるでしょう。

マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。

あなたも株式投資で週末副業を行い、豊かな人生を謳歌しましょう。

今日の相場格言
「良い魚は底に近いところで泳いでいる」


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