専業を進めない決定的な理由とは?
長年、売買差益を狙ったトレードを生業としてきたから言うのですが、専業投資家を目指すことはお勧めしません。
理由は簡単です。
どんなにスゴい経歴を持ったプロの投資家でも、「勝ち続ける」ことはないからです。
こんにちは。元ディーラーの佐藤です。
特に短期売買であれば、手数(てかず)が多くなるので、負ける回数もそれだけ増えます。
その勝ち・負けの割合で「勝率」という部分が重要になってくるんでしょうが、この「勝率」と「損益」は比例しません。
本来、「利大損小」でなければいけないのですが、ほとんどの場合、「利小損大」になります。
コツコツ小さな利益を積み上げても、一回ドカンと大きな損失があればトータルではマイナスになるパターンです。
負のスパイラルに陥ってしまう?
専業でトレードによる利益を生活の軸としている場合、どうしても無理をしてしまいます。
ましてや、その投資資金が自分のお金であればもっと大きなプレッシャーになります。
この心理的プレッシャーが投資心理に影響して、冷静な判断ができなくなり、負のスパイラルに陥るのですね。
私は長年、契約ディーラーという出来高払いの環境でトレードを続けてきましたが、結果が出ないと席がなくなるというプレッシャーはかなり厳しいものでした。
しかし、それ以上にディーリングという仕事が好きだったことに加え、若かったから出来たことだと思います、
では、このプレッシャーをどうしたら排除できるか、と言えば本業(専業)にせず、副業でやるんですね。
個人投資家の多くは相場を見過ぎるあまり、評価損益の増減を基準に目先で売買の判断をしてしまいます。
これが負ける要因の一つです。
また、株価位置や時間軸を考えずに、情報や知識だけに頼り、都度投資方針を変えてしまうため、基準がバラバラの状態なってしまうんですね。
個人投資家にピッタリの副業投資
このような状態にならないためには、相場や評価損益状況を見るのは週に一度程度にして、毎週末にトレンドが続いているかどうかを確認していくことが大切なんです。
平日は本業や趣味に勤しみ、週末のほんの少しの空いた時間だけを使って副収入を得るんです。
日常生活に影響しない、自分のライフスタイルに合ったやり方が、個人投資家にピッタリな副業投資法なんですね。
株式投資であなたの人生を豊かにする内容に出会えるかもしれません。
自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!
今日の相場格言
「必ずしも市場にいる必要はない」
こちらをクリックお願い致します