【株は資金力?】資金の少ない投資家にもチャンスはある。

株式投資は資金が多い方が上手くいく

私が提唱している週足投資法である「週1副業投資術」を実践している方の中には、投資資金の少ない投資家さんも多く、近い将来の資産家を目指して、皆さん前向きに取り組んでいます。

ですが、一般的な投資の考え方では、

『株式投資は資金が多い方が上手くいく。』

というのが基本の概念というか、こういった先入観を持っている人がほとんどだと思います。

あなたもこの言葉だけ聞くと、

「やっぱりそうだよね」「投資はお金がないと・・・」

と思ったのではないでしょうか。

実際、私もそのとおりだと思います。

資金が少ないことによる弊害を考えてみてください。

チャンスを活かすための資金力

例えば、「利益を出せるチャンスのある銘柄」というのは、一つの銘柄だけではありません。

株式投資で投資できる銘柄数というのは、実に4,000近くもありますから、利益を出せるチャンス銘柄はたくさんあるのです。

ですが、資金が少なければ、多くのチャンスに投資することはできません。

どうしても限られてきます。

資金力に応じた、投資しか選択できなくなるので、選択肢が限られてくるのは仕方がないのです。

その時点で、すでにチャンスを逸していますし、選んで投資した銘柄が直ぐに期待した動きにならなければ、資金が凍結してしまいます。

資金が凍結というのは、分かりやすく言えば、投資した銘柄で利益を確定させなければ、次の銘柄に投資することができない、ということです。

資金力からくる心理的影響

次に資金が少ないと、株価変動とともに評価損益の増減が心理的に大きく影響してきます。

1億円の余裕資金で株式投資を行なっている人の10万円程度の評価損益の増減は、日々の株価変動で起こる当たり前の許容範囲ですが、100万円の資金で1割の増減では期待と不安が大きくなってしまいます。

特に評価損になると、心理的余裕がなくなるので、どんどん不安が増幅して、マイナス思考の悪循環に陥ります。

これが運用結果に大きく影響してきます。

手仕舞いのタイミングが大きく違ってくるのです。

「投資は金持ち有利のマネーゲーム」とはよく言ったものです。

投資資金の少ない投資家はどうすればいいのか?

そこで資金の少ない投資家がまず、チャレンジするのがデイトレードですね。

リスクを取ることが出来ないので、短期で目先の小さな利益を追求し、売買回数を多くして、その分を補おうとします。

FXなどはレバレッジ(テコ)をかけて更にリスクの高いトレードを行ないます。

レバレッジとは?
レバレッジとは、証拠金にかける「てこ」のようなもので、少ない資本金でも大きな取引ができるようになることを表していて、通常は、レバレッジ○○倍といった言い方をします。

リスクは高くなりますが、思惑どおりの結果になれば、リターンは大きくなります。

ここが、落とし穴なのです。

人間の欲という心理をくすぐられ、安易に期待を膨らました行動をとってしまいますが、結果的には期待した結果にならないことが多く、後悔することになります。

そうですよね。

元々、心理的余裕がないのですから。

デイトレードなどの短期売買を主に行なっている投資家は勝率を気にします。

負けトレードよりも勝ちトレードが多い方が利益が多くなるという考え方です。

しかし、本当にそうでしょうか?

一般的にもよく言われているとおり、1回の負けが大きければ、9勝1敗でもマイナスになる可能性はあります。

そこで、ロスカット基準を設けて、損失を小さくすることで利益を残そうとします。

「損小利大」というやつです。

ですが、相場はそんなに甘くはありません。

机上の計算どおりになるなら、苦労はしません。

やっぱり資金がないと勝てないのか?

では、資金が少ない投資家にチャンスはないのか、と言われれば、そうでもないです。

株式投資の経験者で、過去に売買した銘柄のその後の株価を見て後悔したことのある方は多いと思います。

例えば・・・

「目先の評価損に耐えられず、損切りしてしまった」

ロスカットに引っ掛かってしまったという感じです。

他にも・・・

「利益確定を急いでしまい、大きなチャンスを逸した」

目先の欲求を満たす安心感を優先させた結果です。

最近はテンバガーなどと言われる大化け銘柄が多いですから、資金の少ない投資家でも十分チャンスはあるのです。

そして、株価が低い方が数倍になりやすいという当たり前のことを忘れないでください。

株価が3000円や5000円の銘柄が数倍になるのは難しいですが、低位株が2倍3倍になることは多々ありますし、資金が少なくても1.5倍~2倍のチャンスはいくらでもあります。

主なチャート例。これを見ればすぐわかる。

少しだけですが、わかりやすく具体的にお話しましょう。

                 買いサイン  その後の高値
レカム(3323)          60円(4/21)  154円(7/4)       
ヤマノHD(7571)         85円(4/21)  167円(6/28)
伊豆シャボテンリゾート(6719)  77円(4/28)  153円(5/24)
エリアクエスト(8912)     105円(4/28)  169円(6/19)
堀田丸正(8105)        114円(4/21)  756円(7/4)
芦森工業(3526)        154円(4/21)  478円(7/5)
リミックスポイント(3825)   210円(5/2)  1820円(6/19)

これらの銘柄を1000株売買した時の購入代金と売却代金、売買差益を計算してみてください。

すべて結果論ですが、このように資金が少なくても、そこにチャンスがあったということになります。

小さな利益を追求する回転売買よりも、効率よく利益になる例です。

やり方次第でチャンスを大きな利益にすることは、いくらでもできるのです。

要はどんな銘柄でもタイミングや仕掛ける株価位置、流れが重要ということになります。

変化の兆しである反転の初動で仕掛けることで、リスクを軽減し、リターンを狙うのです。

マーケットが開いている限りチャンスは何度でも訪れます。

自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!

今日の相場格言
「底保合いは買い一貫で突っ張れ」


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