全体相場の方向性とは?
少し前にある方から、
「佐藤先生のオリジナルツールの●転換の件数で、全体相場の方向性がわかるような気がしますが、どうですか?」
という質問がありました。
とても鋭い意見です。
局面(株価位置やそれまでの流れ)にもよりますが、そういう認識でいいと思います。
週足ベースの終値が前週の実体部分より上か下かでトレンド変化を判断していますから、
この件数が多い方に相場全体の方向が向いていると言えるでしょう。
現局面で言えば、
「上値が重くなった」
という印象になります。
しかし、個別銘柄は日経平均などの指数などと違う動きになることが多いので、あくまでも“大局的な見方”になります。
「個別は個別」ということですね。
相場で利益をあげる近道とは?
相場には上げ下げの波があります。
この波に上手く乗ることが、相場で利益をあげる近道でしょう。
■目先の利益より、まずリスクを最小限に抑えること。
■タイミングよく仕掛けること。
こういったことを基本にしていると、自ずと中途半端な株価位置での仕掛けはしなくなります。
その「株価位置」というのはテクニカル的な計算値ではなく、時間軸を基準とした“それまでの流れ”が重要になります。
直近のオリジナルツールの●転換は?
直近では、1/20(金)のオリジナルツールの●転換銘柄がETFを除くと「該当のデータはありません」という表示になります。
スローストキャスティクスがボトム圏でリバーサルが出現した銘柄がないことになります。
しかし、絞り込みの条件を緩和すると、全体相場とは違う動きになっている銘柄が抽出されます。
例えば、スローストキャスティクスの上限を週足・月足ともに50程度に上げてみます。
これだけで10件がリストアップされます。
結果論になりますが、本日1/24(火)時点でこの10銘柄の中の、「アンドール(4640)」という銘柄がストップ高になっていました。
出来高の少ない銘柄なので、注目対象からは除外してしまいますが、1/23の引け後に新製品発売の発表があったようです。
アンドール新商品開発
陰転・陽転を繰り返すのが相場
週足チャートを見ると、300円手前の水準で何度も陽転・陰転を繰り返し、週末終値で300円を明確に超えた場面で急騰になりました。
たまたま、材料が出ただけかもしれませんが、変化の兆しが株価に現れていたことは間違いないでしょう。
ストップ高したことよりも、まずはこの300円水準での仕掛けであれば、“リスクが低い”ということが大切だと思います。
投資対象は3,600以上あります。
オリジナルツールを使って、いろいろな条件で試してみるとチャンスのある銘柄を見つけることができるかもしれません。
マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。
自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!
今日の相場格言
「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」
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