市場の動向
12月15日(金)の日経平均は2万2,553.22円で引けました。
一応、週足では陰転サインとなります。
こんにちは。元ディーラーの佐藤です。
上値は2万3,000円前後に抵抗があるようなチャートになっていますね。
この2万3,000円に何の抵抗があるのかわかりませんが、移動平均や一目均衡表などのテクニカル分析でも解説できません。
単なる“キリの良い節目”でしょうか。
FRB(米連邦準備理事会)はFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げを決め、来年以降の利上げシナリオも年3回程度行なう見通しを発表しました。
それを受けても為替相場は膠着状態で、米国の主要株価3指数においては最高値を更新しています。
もうこの材料は相場に織り込まれていたということでしょうか。
ただのカネ余りなのかもしれません。
それとも、利上げよりもトランプ大統領の“減税政策”への期待の方が、上回っているのかもしれません。
日本の未来は暗い?
日本は常に”増税政策”ですから、国民や投資家が未来に期待できない環境であると思います。
一生懸命働いても、その分増税では資産は一向に増えませんし、心理的・金銭的なゆとりを得ることはできません。
我慢して生活を切り詰め、ストレスの溜まる人生を送らなくていけない、“希望のない環境”なのです。
もう、自分自身で投資で儲けて、ゆとりある生活を手に入れるしかないようです。
そうなんです。
他人(政府)に依存するのではなく、自分で判断して行動することで未来を切り開いていくんです。
他人に何かを期待するのではなく、自分自身に期待してください。
ドリームキラー
投資の基本が理解できているあなたなら、『どうすれば利益を得られるか?』そのイメージはできていると思います。
ですが、残念なことに必ずあなたの行動に対して異を唱える人が出てきます。
「そんなの上手くいくわけがないよ」
「本当に信用して大丈夫なのか」
「辞めておいたほうがいいんじゃないの?」
あなたに成功して欲しくない、そういうマイナスエネルギーを注いできます。
これがネガティブ情報です。
ドリームキラーとも呼ばれているようです。
ここで歩みを止めてしまうのか、前に進むかで人生が大きく変わってきます。
相場と同じで、反対のことを考える人がいないと取引が成立しません。
反対の考えがあって当然ですし、自分の考えに対してどのくらい影響するかが重要です。
最終判断を他人に委ねるのではなく、自分の決めた判断基準で行動すればいいだけなのです。
周りと比較しない。
そして、すべては【結果論】だということを常に頭の片隅に入れておいてください。
今回、なぜこのような話をしたかというと、現在、仮想通貨に対して批判的(否定的)な見方をする投資関係者が多いです。
前述のとおり、反対意見は問題ないのですが、その理由が「上がり過ぎ」というだけの値幅の部分を比較対象にしています。
テクニカル分析の統計・確率論の部分です。
株式相場がテクニカル分析、ファンダメンタル分析を駆使しても想定どおりにならないのはそこに“人間心理”というプレミアムがあるからです。
「期待」や「不安」という心理的な要素です。
私は仮想通貨は、これまでの社会を変化させる壮大な実験を兼ねた、新しいシステムであると思っています。
ですから、過去と比較しても意味がありませんし、これから世界中の人が参加して育てていく排除できないシステムであると思います。
冒頭の相場格言で言うと、現在は「懐疑の中」なのでしょう。
実体がないからダメという言い方をする専門家もいますが、チューリップや金(GOLD)とは違うのです。
いつも言っていますが、騰がれば下がるのが相場です。
ですから、何れどこかのタイミングで急落する場面があるかもしれません。
それが明日かもしれませんし、半年後、1年後かもしれません。
それを当てることは誰にもできません。
それが「相場」というものなのです。
だから、常にいつ暴落が起きても良いスタンスを、維持し続けることが大切なのです。
自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!
今日の相場格言
「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、
楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
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