ラジオもニュースもあの市場ばかり。
最近、インターネットはもちろんですが、ほとんどの既存メディア(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌など)で仮想通貨を取り上げています。
私はよく原稿を書きながら、ラジオ日経を聴いているのですが、最近は特にビットコインネタが本当に多いですね。
こんにちは。元ディーラーの佐藤です。
ですが、株式やFXに詳しい専門家も仮想通貨に関しては、よく分かっていないようです。
今日もビットコインを題材に「通貨としては如何なものか」的な解説がありましたが、現時点で仮想通貨は「投資商品」です。
実体はありませんが、絵画などと同じ「モノ」なのですね。
相場の専門家でさえ、こういった基本的な認識があやふやな状況ですから、仮想通貨に批判的な有識者の解説や予想もアテにならないでしょう。
前例として比較するものがなく、ただ単に値動きだけで「バブル」と言っている専門家もいるようです。
ビットコインが100万円に乗せた時に「バブルだ」と言っていたのに、200万円を超えた現実をどう解説するのでしょう。
そういう基準で言うと、1万円以下だった日経平均が2万円を超えた現在はバブルではないのでしょうか?
市場、相場には人間の心理が反映する
相場というものは、人間の投資心理が大きく影響します。
何かを基準に、
「高い・安い」
「上がりそうだ・下がりそうだ」
という判断をすることで、投資行動を起こすのです。
「著名投資家が買っているから、同様の行動を取れば儲かるのではないか」
と株価位置や局面も確認せずに行動する投資家がいます。
「プロ投資家や専門家の推奨銘柄」
「大きなファンドが買っているから」
なども同様ですね。
結局、何らかの情報を基に投資判断をしているのです。
最終的には、それまでの経験や知識で、投資心理にある程度のバイアス(傾き)が掛かり判断することになります。
そして、それに確率・統計論のような数字的なものが加わると、更にバイアスが掛かるのです。
ですが、相場で100%はありませんし、最終的には、すべての市場参加者の売買が決めるのです。
あなたの投資行動が、大きな価格変動のキッカケになることもあるのです。
基準を見失い、間違う投資家たち
また、テクニカル分析による投資判断をする投資家も多いです。
これはディーラーなども含めたプロ投資家も同じです。
何らかの基準がないと判断できないのです。
リアルタイムの株価変動を見て、判断する投資家も多いです。
ですが、その判断基準は、「目先」か「中長期」かで言えば「目先」なのです。
2倍・3倍、テンバガー(10倍)株は短期で起こることではありません。
時間をかけて上げ下げを繰り返し、結果的に大きな株価変動となります。
短期(5日や25日)の移動平均線などを基準にしている投資家が、大きな値幅を取ることはありません。
前からチャート解説していた『ソースネクスト(4344)』は、未だに週足・月足ともに上昇トレンド継続中です。(※12/12時点)
2013年の高値(1,336円)を上抜けて次の目標値は上場来高値である2007年の1,453円です。
もうあと少しです。
『ソースネクスト(4344)』
実は直近で週1副業投資術を実践されているある会員さんから、嬉しいメールが届きました。
このソースネクストを500円処で買い、未だに保有中だそうです。
大阪のMさん、良かったですね。(^-^)v
おめでとうございます。
もうそろそろ1,000円幅(3倍)になります。
私もまだ少し残っていますが、
心理的な余裕があったから、短期で利益確定せずに保有できたのでしょう。
株式投資には、こういった少ない資金でも大きなリターンを得られる可能性があります。
信用取引などでリスクを負ってレバレッジを賭ける取引をしなくてもいいのです。
※レバレッジ:少ない資金で大きな金額の取引を可能にする仕組み。
あなたも、こういうイメージで、ローリスク・ミドル(ハイ)リターン投資を愉しんでください。
自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!
今日の相場格言
「大利を得んとする時は、小利を争う勿れ」
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