どのタイミングで結論を出すかによって結果が変わってくる
マーケットでは、様々な属性の参加者がいます。
相場かどんどん上がって欲しい、
もっと騰がるはずだ、という期待や空売りの買い戻しで買っている投資家と、
下げて欲しい、下がるだろう、これ以上騰がらない、上がるかもしれないが利益確定売りしよう、空売りを仕掛けよう、
などと、予想している投資家の注文がぶつかり合っています。
どちらに軍配があがるかは時間が経過しないと分からないのですが、それも結論を出すタイミングによって結果が変わります。
デイトレベースでの上げ・下げを予想し、常に目先で判断している投資家がいれば、
2~3日や1週間、1ヶ月、半年などの時間軸で考えている投資家など様々です。
私がいつも言っていることですが、
現時点では評価損でも、3日後、1週間後、1ヶ月後は評価益になっているかもしれない
というのが『相場』なのです。
当然逆に、更に評価損が増えているかもしれません。
結局、どのタイミングで結論を出すかによって、結果が変わってくるということです。
期待や不安を解消する決断をしたタイミング次第
あなたが諦めた、期待や不安を解消する決断をしたタイミング次第ということです。
例えば、
一般的な株式投資のやり方では、銘柄選択や売買の判断をするのに、PERやPBR、ROEなどの株価指標を基準にしたり、配当性向の高い会社を選びます。
あなたはそういった理由付けで、投資関係業者に銘柄を勧められたことはありませんか?
指標自体の意味はよく分からないが、兎に角、割安なのだろうということで買ってみたが、一向に上がらず、逆に下落して評価損を抱えることになってしまった
ということが多いのです。
割安ということと、今後株価が上昇する、買われる、ということとは別なのです。
その会社に魅力があり、評価されているのなら、割安な状態で放置されることはないでしょう。
結局、株価の上げ下げにはタイミングがあり、それまでの流れ、株価位置や局面の方が重要なのです。
どんなに業績の良い銘柄でも、売買のタイミングを間違えると期待した結果になりません。
トレンド反転の初動で仕掛けるということが、株式投資においてはとても重要であり、多くの銘柄の過去チャートで分かることでもあります。
もう一度、各チャートを検証してみてください。
これらのチャートを見ることが苦痛ではなく、チャンスを見つける作業が楽しくなってくれば、期待した成果も出やすくなると思います。
今日の相場格言 「相場はタイミングに始まりタイミングに終わる」
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