【刮目】チャンスは値動きが教えてくれる。個人投資家にとって最良の行動とは?

【刮目】チャンスは値動きが教えてくれる。個人投資家にとって最良の行動とは?

銘柄『クルーズ(2138)』の考察

今回は、『クルーズ(2138)』についてチャート考察します。

以前、国内の独立系金融情報配信会社から「大量保有報告書の保有割合の変化に着目した思惑で注目」という記事がありました。

内容的にはデイトレード向きの情報ではないように思います。

こんにちは。元ディーラーの佐藤です。

月足チャートを見ると、キレイな上昇トレンドを描いている銘柄ですが、このタイミングで個人投資家が注目するのは如何なものかと思います。

「騰がらない」と言っているワケではありません。

チャートは2,000円前後が下値抵抗水準でそこから反転していることが一目瞭然でわかります。

確かに、株価と保有比率の変化を見るとここまでの上昇トレンドを牽引してきたのが、この国内運用機関であることがわかります。

しかし、大量保有している投資家がさらに買い進むとは限りません。

また、永遠に保有し続けることもないですし、「今から売りますよ」と、事前に教えてくれることもないでしょう。

個人投資家はどうすることが最良の行動なのか?

例えば、当たり屋?の買いに向かう必要はなく、提灯買いするなら利食い売りに遭わない水準で仕掛けるべきでしょう。

特にファンドなどは投資対象としての基準を満たさなくなると、株価位置など関係なく保有比率を下げてきます。

この雪崩に巻き込まれないようにするためには、どうすれば良いかを考えなくてはいけません。

例えここからさらに上昇したとして、そのチャンスを逸したとしても問題ないのです。

なぜなら、マーケットが開いている限り、チャンスは何度でも訪れるからです。

そして、こういったチャンスに乗るためには、大量保有発表前の値動きに現れる変化に気付き、この反転の初動で仕掛けることが大切なのです。

クルーズ(2138)の月足チャートで言えば、昨年8月の反転サインがそれにあたります。

このような「変化の兆し」に気づくことこそ、ローリスクでミドルリターンがハイリターンに変わる可能性を秘めたトレードなのです。

私が使っている専用スクリーニングツールでは、この反転の初動を捉えます。

チャンスは値動きを注視することから生まれるのです。

マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。

自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!

※参考チャート(クルーズ:2138)

今日の相場格言
「当たり屋につけ、曲がり屋に向かえ」

当たり屋と言われた頃から曲がり出し…

          ↓

「当たり屋に向かえ」


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