【日本人特有】謎のお金を儲けることの「抵抗感」・・・。

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誰でも簡単にいつでもできる身近になった投資

近年は一昔前と違い、FXや株式など、投資がすごく身近な時代です。

スマートフォンがあれば、簡単に売買ができてしまいます。

こんにちは。元ディーラーの佐藤です。

そして、ひと相場当てれば、誰でも一攫千金のチャンスがあるわけです。

インターネットが繋がってしまえば、いつでも誰でもすぐに取引できる時代ですから、すごい時代になったものです。

その結果として、

「儲かったら仕事を辞めて専業トレーダーになる」

という考えの方が多いようですが、ハッキリ言っておきますが、私はお勧めしません。

専業トレーダーを推奨しないその理由とは?

私自身、仕事として20年近く、ディーラーをやってきましたが、

「儲けることへの野心」とは裏腹に、現実は「ストレスの連続」でした。

実際、儲かっている時は楽しく充実した毎日で、精神的にも怖いものなし、何でも許せる余裕がありました。

しかし一旦、歯車が狂い始めると・・・

ストレスから負のスパイラルに陥ります。まあ、今思えば「若かった」から、続けられたのかもしれません。

プロ野球選手などと一緒です。

やはり「環境」や「意識」が変われば、それなりにやり方も変化させなければなりません。

これがかなり難しいのです。

ディーラーの世界だけでなく、どの世界でも同じですよね。

そして、いつかは、攻めることよりも守ることを優先することになります。勝ち続けることはやはり難しいです。

ですが、勝ったり負けたりしながら、着実に学んでいく。

それが人生であり、人間らしくていいんじゃないかと思います。

常に勝つことよりも、もっと大事なこと

確かに、常に勝ち続けることも大切かもしれませんが、もっと「大事なモノ」を犠牲にしてしまうことがあります。

若いイケイケの投資家は、瞬間的な判断力で短期売買を繰り返し、ガンガン利益をあげていきます。

しかし、「瞬間的な判断力がないと 相場で勝てないか?」というと、そうではありません。

投資手法はたくさんあり、自分の性格やライフスタイル、投資資金、リスク許容度に合った運用をすればいいのです。

そして、軸になる本業(仕事や家事、趣味など)を一生懸命やりながら、週末の空いた少しの時間を投資に向けることで、充実感のある生活をしながら、老後に向けて家族とゆとりある人生を送ることが理想的だと思うのです。

安心や幸せの基準は人それぞれですから、「こうあるべきだ」ということではありませんが、投資で神経が疲弊してしまうような人生は避けるべきだと思います。

日本人に足りない圧倒的な●●への知識

今回、こうした内容の記事を書いているのは、「投資でおカネを儲けることへの抵抗」について、どう考えているか?というメールをいただいたからです。

ですから、良い質問だと思い、皆さんに共有したいと考えたわけです。

そもそも日本は投資に対して、「不労所得」のようなイメージを抱いている方が多いようですが、あなたもそうではありませんか?

私自身も証券会社に就職する際には、年配の方に、「株屋か…」と言われたことがあります。

株屋とは?

株式の売買・取引を職業とする人。

株屋と言われれば、間違いではありませんが、その時に感じたこととしては、あまり良い印象を持っていないことは伝わってきました。

過去、投資で失敗し、命まで落としたという話がクローズアップされて、悪い印象が植えつけられたものと思います。

さらに投資には専門的な知識や情報が必要という固定観念もあるのでしょう。

未だに投資詐欺は横行していますし、投資に対する否定的なニュースがメディアを通して発信されることによって、怪しい投資より健全な貯蓄といった考えに行き着いて、現状のような世論が形成されてしまったのでしょう。

投資ですから当然、リスクがあります。

日本では株式投資もギャンブルと同じ扱い?

日本では、

「投資=ギャンブル」

のような印象が強いと思います。

ですがこの問題は、教育過程で正しい知識が植えつけられていないのが問題だと私は考えています。

資本主義の日本でありながら、まるでお金を稼ぐことが悪いことのような、間違ったイメージを持たされている・・・。

本当に矛盾を感じざるを得ません。また、言葉にも「語弊」があるように思います。

「投資」や「投機」だと博打的なイメージですが、「資産運用」だとどうでしょう?

少し、受け止め方が変わるような感じになりますね。

おカネがあっても不幸な方はたくさんいるでしょう。しかし、あって邪魔になるものでもありませんし、現在のような経済環境下で、金銭面でゆとりがあるということは、精神的に不安のない人生の基本条件です。

一生懸命働いても得られる報酬はほとんど増えず、貯蓄しても利息が付かない低金利時代ですから、投資で少しでも生活(老後)を楽にしようと考えるのは、至極当然なことだと思います。

株式投資はギャンブルとは属性が全く違う理由

投資で大儲けしたとしても法律を犯して得たワケではなく、誰に非難される筋合いではありません。

あるとすれば、、、

投資をしたことのない方々の妬みかもしれません。

リスクを負って投資しているのですから、リターンを得る権利があります。

近年は投資環境が整っており、ある一定の基準を満たせば、手軽にゲーム感覚で投資で利益を得られます。

一昔前まではお金持ちだけのマネーゲームのようなイメージでしたが、パチンコ・スロット、競馬、競輪、競艇などと変わりません。今は、カジノ構想まで実現しそうな時代です。

しかし、株式投資はこれらのものと、かなり属性が違います。

元々は株式を購入することで、企業を応援し、それで会社が得た利益を配当という形で得るのですね。会社には従業員がいて、雇用を産み、更にはその家族にまで波及します。

売買差益を狙う株式投資であっても、少なからず影響はあるでしょう。

もう、胸を張って投資を行ってもいい時代なのです。

もし投資・資産運用で儲かったら、周りの人にやり方を教えてあげて、巻き込む形で投資人口増やし、もっと身近なものにしてしまえばいいのです。

そうすることで、自然と勝ち続けられる良いサイクルでいられると思います。

そして、私の投資法ならば、平日の立ち会い時間中は仕事や家事、趣味などに集中していただいて、週末の1~2時間だけ投資に時間を割くという、普段のライフスタイルに影響しない手法なのです。

しかも、「アタリ・ハズレ」のような一瞬で結果を求めるようなものではありません。「安い時に買って、騰がったら売る」という当たり前の投資行動を推奨するものです。

あなたも始められることから、学んでみてください。

株式投資で人生を豊かにして、自分の周りの人も幸せにしてあげましょう!


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