【春一番!】花粉症の季節には、関連銘柄が業界でも注目されるのですが・・・。

花粉症が話題になるシーズン

関東は連日強風が吹き荒れています。もう「春一番」でしょうか。

こんにちは。元ディーラーの佐藤です。

株式市場では、毎年この時期になると国民の2割以上が悩まされているという「花粉症」が話題なります。

社会現象とも言える本格的な花粉飛散シーズンの到来で、花粉対策関連銘柄が業界紙の注目記事になります。

ざっとネット検索しても、よく知られた銘柄が出てきますね。

~~~~検索結果~~~~

森永乳(2264)
カゴメ(2811)
クオール(3034)
JIN(3046)
日清紡HD(3105)
ダイワボウ(3107)
川本産業(3604)
協和発酵キリン(4151)
大日本住友製薬(4506)
田辺三菱製薬(4508)
ロート(4527)
参天薬(4536)
鳥居薬(4551)
小林製薬(4967)
フマキラー(4998)
ダイキン(6367)
シャープ(6753)
日本光電(6849)
象印(7965)
ユニチャーム(8113)
スズケン(9987)

~~~~~~~~~~~~

毎年のパターンであるならば、ある程度はチャートに流れが現れるハズですが、あまり関係ないような気がします。

一般的には市場のテーマ銘柄として注目を集めるのでしょうが実際には、「株価位置」や「それまでの流れ」の方が大切のように見えます。

過去のチャートを遡って確認しても、季節性というよりも、私の週足投資法のロジックに則った売買サインの方が良い結果が得られそうですね。

個人投資家を迷わせる余計な情報

一昔前までは個人投資家の影響力が、それなりにあった株式市場も近年では外国人投資家やアルゴリズム取引、AI(人口知能)などのシェアが大きくなり、日柄(周期)なども含めて過去のパターンが当て嵌らなくなってきているのでしょう。

旬な情報を発信することが使命の業界関係者からは、エンドレスに市場参加者向けのテーマが提供されます。

これが相場格言で言う「風が吹けば桶屋が儲かる」といった個人投資家にとって、余計な情報なワケです。

ですから、目先の情報や知識に翻弄されることなく、株価の値動きをしっかり注視して売買することが大切なのです。

「安い時に買って、上がったら売る」という単純作業を繰り返している個人投資家だけが淡々と利益を上げています。

暴落時に損切りする投資家とチャンスとばかりに仕掛ける投資家の違いがここにあるのでしょう。

専門家の相場解説で未来の株価を予想することは出来ません。

マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。

自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!

今日の相場格言
「風が吹けば桶屋が儲かる」


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