まずは直近の話題
まずは仮想通貨の話題からですが、直近のニュースでは、日経225先物が上場しているシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)や米シカゴ・オプション取引所(CBOE)、米ナスダックもビットコイン先物の上場を予定しているそうです。
仮想通貨の先物取引を巡る競争が激化する中、世界の取引所に遅れまいと東京証券取引所も取り扱いを検討しているとか。
日本においては法改正や規制当局の承認次第のようですが、ビットコインが、もう否定できない社会的位置を確立しているという証しでしょう。
先物の上場で、また新たな値動きになってくることが予想されますが、すべてが初めてのことなので、予想・予測ができません。
日本のバブル相場を当て嵌めて、予想する専門家もいるようですが、どうなることでしょう。
何があっても相場ですから、受け入れるしかありません。
ビットコインについては、これまで、
「怪しい」
「実体がない」
「よくわからない」
などと言われながら、昨年初から10倍以上になってまい、その勢いは未だに止まっていません。
「バブルだ」「暴落する」と言う有識者もいます。
ポジティブに見ている人と、ネガティブに見ている人の大きな差だと思いますが、相場と同じで、こういった情報の見極めが大切なのです。
情報は量ではなく、正確性が問われる
インターネット上にはたくさんの情報が氾濫しています。
それを自分自身で精査した上で、判断してかなくてはいけません。
ネガティブ情報をインプットされてしまった人はなかなか手が出せず、チャンスを逸してしまったのだと思います。
私自身も当初はそんな感じでした。(結果論です!)
しかし、この一年の動きを見ると、4月に仮想通貨に関する新しい制度(改正資金決済法)が施工され、金融庁が仮想通貨取引所を承認したことなどからも、国としても認知しているということがこういった事実から窺い知ることが出来ます。
この時点で「怪しい」という部分が除外されたのに、新しいものなので「よくわからない」という部分が残り、躊躇してしまったということでしょう。
株式相場も同じです。
一つ一つ、疑問に思う部分を潰していけば銘柄選定や売買の判断を迷うことがなくなります。
投資ですから「絶対」はありませんし、少リスクを負わなくてはリターンも得られません。
そのリスクをできるだけ軽減するために、いくつか条件付けして消去法で判断していくのですね。
東証一部銘柄 VS 新興市場
例えば、銘柄選択の際に
“東証一部銘柄”
“新興市場(マザーズ・JASDAQ)”
どちらが良いか迷う方がいます。
これはどちらでも構いません。
以前は売買代金の多い、時価総額の大きな東証一部銘柄をメインに銘柄を選んでいました。
その一番の理由は、多くの市場参加者の売買が決めた株価が方向性を示してくれるという考え方です。
一部の投資家の見方、資金ではないのでその分、説得力があるのです。
東証一部に上場するには、ある一定の条件を満たさなければいけませんから、当然、企業としても信頼できます。
では、
「新興市場の銘柄はダメなのか?」
というと、そんなこともありません。
値動きについては東証一部と同様に「変化の兆し」が株価に現れます。
新興市場は上場基準が比較的緩やかで、経営基盤が多少弱くても、将来成長が見込める企業であれば上場できます。
発行済株式数が少なく流動性も低いため、きっかけ(材料)があれば、少ない資金の流入で株価が大きく変動します。
5倍・10倍になる可能性が大きいのです。
「反転の初動」
ですが、短期間で大きな値幅(利益)を得られる反面、急騰後の高値掴みをした場合や手仕舞いのタイミングを逸すると、アッという間に株価が半値になったりします。
こういったリスクを許容するか否かなのですが、何れにしても、「反転の初動」での仕掛けが重要ということになります。
判断基準は投資家それぞれのリスク許容度であったり、投資スタンスによります。
ですから、こういったことも仕掛ける前に考慮しておくと、迷いのない判断につながるのです。
マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。
株式投資で心が豊かになる人生にしましょう。
今日の相場格言
「備えあれば迷いなし」
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