銘柄『あいHD(3076)』
今回は私が開発した専用スクリーニングツールで抽出した銘柄のチャートを見ながら、「情報精査」と「値動き」の注意点について解説します。
こんにちは。元ディーラーの佐藤です。
2月17日(金)の終値が確定した翌日、今回はこの中で、
『あいHD(3076)』
という銘柄を検証してみたいと思います。
直近では昨年11月の上値抵抗から反落して、2,200円処で陽転リバーサルが出現しました。
ここで11月の反転要因を調べると、11月11日に、
という記事がありました。
何と、目標株価の引き上げで強気見通しにも関わらず反転したようですね。
そして、直近では2月13日に決算発表があり、
2月14日には、
ここに引用文が入ります。
ということで、レーティングは据え置きましたが、目標株価は引き下げています。実際の株価はというと皮肉にも、そこから反転し始めました。
このような結果を個人投資家の皆さんがどう受け止めるかですが、情報や株価指標などを基準に売買した結果がこのようになることはよくあります。
個人投資家が儲からない要因の一つと言えるでしょうし、実際に後悔のトレードになった経験のある方もいらっしゃるでしょう。
過去にも全く同じことが繰り返されている!?
セミナーで昔、実際にあった話をしたことがあります。
その話に少し触れますが、当時、某都市銀行に対するネガティブな情報が流れており、外資系証券を始め、レーティングを下げ続けている状態でした。
しかし、そこがボトムで、そこから10倍になりました。
まさに、今回の『あいHD(3076)』と全く同じことが繰り返されています。
売る人がいれば、買う人もいます。
そうでなければ、売買が成立しません。
ネガティブ情報が出ている時に買っている投資家、
ポジティブ情報が出ている時に売っている投資家、
それぞれの心理状態を自分に置き換えて考えてみることも大切です。
株価の値動きと市場心理が一致していない時がチャンス
情報と値動きを時間軸で区切りながら、判断していくことでチャンスが利益につながるのです。
すべての市場参加者の売買が、相場の方向性を示してくれます。
私たちはそのトレンドに乗るだけでいいのです。
ちなみに、『あいHD(3076)』は下値抵抗水準(過去のもみ合った水準)や上値抵抗、局面なども、比較的わかりやすいチャートだと思います。
過去のパターンやリスクとリターンを考える上でもとても参考になるでしょう!
マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。
自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!
今日の相場格言
「高値の好材料は売り、安値の悪材料は買い」
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