老後資金と資産形成の重要性
こんにちは。元ディーラーの佐藤茂利です。
年金及び老後2000万円問題に直面し、現役世代は資産形成(貯蓄)、定年後の高齢者層は資産運用(管理)を
しっかり考えなければならないということです。
老後資金は自分で確保する。ということで、過去の相場を踏まえてお話していきます。
6/5(水)の日経平均株価は2万0,776.10円(前日比 +367.56円)で引けました。
前日のNYダウが512ドル高と今年2番目の上げ幅になったことを受けて、日経平均も“連れ高”となりました。
上昇要因としては、FRB(米連邦準備理事会)のパウエル議長が利下げを示唆する発言をしたことや、
中国商務省の報道官の声明により米中貿易摩擦懸念が和らいだと受け止めたことが影響していると解説されています。
まあ、日経平均については、この前日まで5営業日続落で約851円程下げていましたから、当然の反動高(リバウンド)といったところでしょうか。
週足ベースでは週末6/7(金)の終値がこの前週のローソク足実体上値である2万1,148.46円を、
上回って引けないとトレンド転換と判断できません。
月足は陰転リバーサルが出現したばかりですから、この材料をマーケットがどこまで評価するか注目です。
年金と老後資金の確保と資産運用
直近で金融庁の金融審議会での報告書が話題となっていましたね。
▼年金だけでは老後の資金を賄えず
95歳まで生きるには2000万円の蓄え必要
http://news.livedoor.com/article/detail/16561516/
みなさんも他人事ではないと思いますが、結局、
年金だけでは足りないので、自分で資産運用して生活資金を確保してください
ということなのでしょう。
これまでは年金頼りの考え方で良かったかもしれませんが、これからは個人でライフ(マネー)プランをしっかり考えなければならないということです。
現役世代は資産形成(貯蓄)、定年後の高齢者層は資産運用(管理)をしっかり行なわないと、ゆとりある人生を得られないですよ、
というちょっと“脅し”のような話です。
また焦って、情報などによる他力投資やゲームのような短期(目先)投資で、大事な資産を溶かしてしまう個人投資家が増えそうです。^^;
勢いよく上昇している銘柄を高値圏で買い、大きく下がってしまい評価損に耐えられず損切り、
もしくは塩漬け株にしてしまう。これが一般的なパターンです。
株価エントリーのリスク管理
個別銘柄ごとにあるそれまでの流れや株価位置、局面を考えずに、エントリーすると残念な結果になりやすいのです。
トレンド反転の初動で仕掛け、堅実に手仕舞うのがリスクを軽減した理想的なやり方なのです。
こんな記事もありましたね。
▼株価操作狙うあおり投稿抽出、SNS監視強化 金融庁
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO45654000U9A600C1EE9000?s=1
こちらの金融庁の話は良いことです。
目先の株価変動に一喜一憂する個人投資家を翻弄する輩がいるのですね。^^;
マーケットが開いている限り、
チャンスは何度もエンドレスに訪れます。
個人投資家の皆さんの資産が
今後も堅実に増えていくことをお祈りいたします。
今日の相場格言 「下がり端を売り、上がり端を買う」
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