来月以降に期待?
こんにちは。元ディーラーの佐藤です。
11/28(水)の日経平均株価は2万2,177.02円で引けました。
前週、下げ渋ったことでローソクの足実体部分が小さくなり、再陽転リバーサルが出現しやすい状況です。
さて、どうなることでしょう。
今月は週末と月末が重なる月ですが、先月(10月)、大幅急落があった分、陰線のローソク足が長く、始値である2万4,173円以上で引けないと月足は陽転となりません。
現時点ではかなり難しい状況ですから、この急落に対するリバウンドの域は超えられないでしょう。
今月は下げ止まり程度で、来月以降に期待です。
コントロールできる投資家とそうでない人
多くの個人投資家が同じ心理状態で余計な情報に翻弄され、冷静な判断ができなくなってしまうのです。
これは感情を持っている人間ですから、仕方がありません。
例えば、、、デイトレで利益を残せている投資家はしっかり感情のコントロールができているのでしょう。
決してメンタルが強いのではなく、売買ルールを簡単に変更することなく、ストイックに実行しているだけでしょう。
この週1副業投資術で失敗する投資家の多くは短期(目先)投資から抜け出せず、常に評価損益で売買の判断を行なっている方が多いです。
早過ぎる見切りと、反転サインがでているにも拘らず、ルールを逸脱して手仕舞い(損切り)ができないのです。
評価損の拡大を許容してしまうのです。長期トレンドに逆らって保有を続けると状況はどんどん悪化していきます。
副業にするべき理由
私が株式投資を本業ではなく副業にすべきと言っているのは、相場変動に対するストレスが継続的に続くので、精神力が長く保てないからです。
長く証券ディーラーという仕事を続けてきてわかることは、“継続的に勝ち続けることの難しさ”です。
人間ですから、必ずどこかで甘えがでてしまいます。
だからピンポイントで勝てる可能性の高い局面でしか、エントリーしないのです。
本業でなければ、常に売買する必要はなく、ゆとりをもって相場に向き合うことができます。
これが“個人投資家の最大の強み”です。
独自ツールを開発した目的
すでにご理解いただいているとおり、私の開発した独自ツールは週足ベースのトレンド反転サインを、前週のローソク足実体部分を基準にリストアップする『道具』です。
投資対象は4000銘柄近くありますし、「前週のローソク足に対して」という条件だけを満たす銘柄はたくさんあります。
そこで、【市場】や【売買代金】、それまでの流れや月足トレンドなどの条件を入れて絞り込んでいきます。
注意点は、「絞り込み条件を満たしているから利益になる」というわけではないということです。
最終的には実際のチャートで、それまでの流れや株価位置、局面を確認します。
この作業が一番重要な作業なのです。
実際のチャートを見て、ローリスクでリターンをイメージできれば、エントリーします。
しかし、毎週チャンスのあるチャートが抽出されるので、運用資金の許す限り資金投入して、ほとんどデイトレの延長のような感じになってしまいます。
当然、期待した値動き(評価益)にならないと、不満と不安がストレスとなります。
これでは楽しい株式投資ではなくなってしまいます。
週1副業投資術は時間的拘束や心理的ストレスを排除した、「結果」で判断する投資法です。
途中経過を出来るだけ見ないで、予め決めた基準で判断していきます。
ただし、最終判断は投資家本人にありますから、どうしてもルールを変更してしまうことがあります。
私はこれをすべてダメであると否定はしません。
相場ですからイレギュラーは起こりますし、ロジックが絶対ではありませんから、柔軟に対応してもいいでしょう。
それが個人の価値判断を基にした本当の自己責任投資です。
結果を素直に受け入れ、次のトレードにつなげることができれば、それは“スキルアップ”ですから、少しずつ修正していければいいです。
マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。
自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で心が豊かになる人生にしましょう!
今日の相場格言
「判断を誤ることは正常なことだ。それを修正しないのが異常である。」
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