買いは家まで売りは命まで
こんにちは。元ディーラーの佐藤です。
本日は相場格言をもとに、結論を出す時の投資心理についてお話したいと思います。
あなたの判断のお役に立てれば何よりです。・
「買いは家まで売りは命まで」
という相場格言があります。
例えば500円の株を買って、その企業(銘柄)が突然、倒産や上場廃止なっても、
下落の限度は0(ゼロ)になるだけなので、損失リスクは500円幅ということになります。
株券が“紙切れ”になるということですね。
空売りでは、新製品の発表や何らかの好材料が飛び出すと青天井に上昇し、限度なく損失が膨らむ可能性があります。
損失のリスクは無限大ということですね。買い戻したくても、買い戻せない状態です。
多くの方がまだ信用取引を経験したことがないと思います。無理にトライする必要はありません。
私自身、ディーラー時代はチャンスを生かすために、局面に応じて臨機応変に空売りも行なってきましたが、時間を味方につけることができる個人投資家になってからはあまりやらなくなりました。
下落相場では有効な手法なので、売買に慣れてくれば、誰でもできるようになります。
しかし、上述のようなリスクも伴います。
何を基準にどこで売買の判断をするのか
度々起こる下落ですが、週1副業投資術のチャートの見方を理解している方は、日経平均が下落するイメージはできていたものと思います。
何を基準にどこで売買の判断をするのか、
ということが重要になります。
そして、その結論を出したところで、結果が判明することになります。
未だに判断基準が評価損益や日経平均、相場の雰囲気だったりする方が多いのですが、
次につながる判断なのか、失望で終わるだけの生産性のない結論なのかで今後の投資人生が大きく変わります。
・反省して、新たな気持ちで再トライ
・今回はタイミングが悪かっただけ
・相場だからこんなこともある
・このトレード経験を次に生かそう
・やっぱりダメだった
・相場で勝つことは難しい
・あそこで売(買)っておけば良かった
・言われたとおりにやったのに
・投資に向いていない
・もっと資金があれば
・自分の判断は正しかった
・これ以上の損失は耐えられなかった
・・・
など、結果によって様々な感情が沸き起こります。
しかし、すべて結果論であり、比較しても意味がありません。
チャンスはいくらでもある
チャンスはこれからもエンドレスにありますし、相場ですから、今回はたまたまこういう結果になっただけです。
もしかしたら、、、陰転サインがでているにも拘らず、
評価損が膨らむことも許容してロスカット(損切り)しないという判断をされた方もいらっしゃるでしょう。
私は仕掛けている株価位置が安い(低い)局面の仕掛けであれば、わざわざ実損を出す必要はないと考えます。
「損切りするな」ということではなく、
余裕資金であれば、その銘柄が倒産しない限り、いつか利益になる場面が来ると思うからです。
今日の相場格言 「買いは家まで売りは命まで」
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