【チャンスとリスク】マーケットには常に両方存在する。

方向感の見えないマーケット

こんにちは。元ディーラーの佐藤です。

8/22(水)の日経平均は22,362.55万円で引けました。

なかなか“方向感”が見えませんね。

 

トルコ問題など不安定要素が多い環境の中、ドル円がジリジリ円高方向に進み始めたことでマーケット関係者や専門家から株式相場や、日本経済の先行きを懸念する解説が増えています。

リアルタイムでこういった相場解説を聞いてしまうと、投資家心理としては消極的になってしまいます。

 

そうですよね。

誰でもできるだけリスクは負いたくないです。

 

これが情報による群集心理で同じ方向に動きがちな個人投資家の失敗原因の一つです。

勢いよく上昇している時も同じで、冷静に利益確定売りをすべきところで「欲」という余計な感情が判断を誤る原因になります。

 

個別銘柄と日経平均を比べる矛盾

また、すべての銘柄が日経平均と同じ動きになっているわけでもないのに、“比較対象”にしてしまいます。

 

例えば、前日比で大幅下落していたとしても、前週比、前月比では上昇している銘柄はたくさんあります。

要は比較するタイミングや時間軸によっては、評価がまったく違ってくるということです。

 

自分の投資している時間軸がブレないようにするためには、情報の遮断しかないでしょう。

相場においては、「赤信号みんなで渡れば怖くない」というのは当てはまらないのですが、「他人(周り)と同じだと安心する心理」が働いてしまいます。

 

●周りも儲かっていないのだから仕方がない

●日経平均が下がっているのだから

というような考え方です。

 

専門家の解説でも、「難しい局面だから、状況が落ち着くまで様子見が安全策である」というコメントもありますが、懸念材料などはエンドレスに続きますし、状況が改善されてからでは遅いのです。

そのリスクの中にチャンスがあるのです。

 

個別銘柄は3600以上あり、やり方次第ではチャンスがたくさんあります。

今日の相場格言にあげた「人の行く裏に道あり、花の山」です。

 

これは、闇雲に大衆の逆をやればいいということではありません。

何か他とは違う個別のクセやパターンなどを値動きで気付くことが大切なのです。

 

一般的なテクニカル分析などを使った見方ではなく、他人とは違う視点で相場を見ていくとチャンスになります。

マーケットが開いている限り、チャンスは何度でもあります。

自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で心が豊かになる人生にしましょう!

今日の相場格言
「人の行く裏に道あり、花の山」



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