【自分自身の投資方針】局面ごとの投資スタンスを明確に。

方向感なく上げ下げが続いている

 

こんにちは。元ディーラーの佐藤です。

本日は局面ごとの投資スタンスを明確にというお話と、最近の相場のお話、

また、人生100年時代と言われている中で、投資で堅実に資産を運用して行くことを目的として、
気になった記事のシェアなどを行いながらお話したいと思います。

 

8/28(水)の日経平均株価は2万0,479.42円で引けました。

日足ベースではレンジ相場になっていますね。(下限2万0,200円~上限2万0,700円)

下げては空売りを仕掛け、上げては新規買いという感じで、目先相場に振り回されている短期投資家もいるようです。

 

直近の日足チャートを見てわかるとおり、毎日、方向感なく上げ下げが続いているので、

短期投資では、かなり上手に反応しないと利益を得るのは難しいでしょうね。

 

自分自身の投資方針次第

ちなみに今回の急落相場によって、保有している銘柄が評価損になってしまったメンバーから

・どうしたらいいかわからない
・このまま保有していても大丈夫か?
・こんな相場状況でも週末まで待ってから判断するのか?
・安い水準だから、保有継続する
・大きな評価損ではないから我慢する
・なかなかトレンドが継続しない

などのメールをいただきました。

相場が下がると、いつも起こる現象です。

お問い合わせいただいた個別銘柄の実際のチャートを確認すると、

ほぼすべてが“逆張り投資”になっています。

“逆張り”で仕掛けてはいけないというわけではないのですが、

長期(月足)トレンドに引き戻されやすい(再陰転しやすい)ということを想定しておくべきですね。

ただ、お問い合わせいただいているほとんどのかたが、

「順張り・逆張り」という自分の投資スタンスが分かっていない状態で仕掛けています。

 

投資スタンスは仕掛ける前から明確になっているので、ぜひ、しっかり確認してから、

次の判断ポイントもチェックした上で、エントリーするか否かを決めましょう。

 

まだ、基本ロジックやチャートの見方を理解されていないというのでしたら、

しっかり納得した上でエントリーしないと、上記のように判断を迷ってしまうことになります。

また、決算発表の影響で、「期待と逆の展開になってしまった」という事例もありました。

 

前から言っているとおり、

決算発表はその銘柄に直接影響のある材料ですからトレンドなどは簡単にひっくり返ってしまうのです。

業績修正は、もっとも株価が変動する要因の一つですから、そのリスクを許容できるか否かという部分が判断のポイントになります。

決算発表予定などは、必ず、事前にチェックしておいてください。

 

まあ、決算については、【最高益更新】という結果でもストップ安することがありますから、

市場参加者(特に大口投資家)の評価次第ということでもあります。

結局、それまでの流れや株価位置が重要ですべては結果論になってしまいます。

蓋を開けてみなければわからないですし、

結論を出すタイミングが違えば、結果も変わってきます。

決算発表を跨ぐか否か、現在のような相場状況でもリスクを承知で仕掛けるか、

自分自身の投資方針次第ということになります。

 

堅実な資産運用で人生100年時代を生きよう

直近の気になった記事です。

▼足りないお金、運用で備え :日本経済新聞
アクティブ投資家の実像 人生100年時代の老後設計 リスクに向き合う高齢者
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO48843410S9A820C1DTA000/

「投資は生きがい」

楽しめていればこその言葉だと思います。

とても、素敵ですね。

▼年金、現状水準には68歳まで就労必要 財政検証
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49054290X20C19A8SHA000/

 

年金をアテにするのではなく、堅実な資産運用で人生100年時代を楽しみながら過ごしていきたいですね。

マーケットが開いている限り、どんな相場でも、チャンスはエンドレスに訪れます。

あなたの資産が今後も堅実に増えていくことをお祈りいたします。

今日の相場格言
「下がりっ鼻を売り、上がりっ鼻を買う」


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