心理に漬け込まれている個人投資家
「株式投資で儲けたい」というのは誰もが思うことですが、
「早耳情報」「ここだけの話」
といった“インサイド情報”のような情報を、専門家の推奨銘柄を鵜呑みにしてトレードするのでは、永遠にその情報源にお金を払い続けなければなりません。
こんにちは。元ディーラーの佐藤です。
急騰銘柄の予想サービス、月利○％のアナリストの予想など、そういったサービスが幾つもありますが、
■LINEやメールに送られてくる銘柄を指示通りに取引するだけ
■毎日送られてくる銘柄を選んで指示通りに注文するだけ
というような、「簡単さ」「手軽さ」を感じるサービスがあります。
ですが、こうしたサービスは、参考程度に利用するのであれば良いのですが、何も知らずに言われたとおりに、株式投資を実践しているのであれば、非常に危険な状態だと言えます。
『どんな銘柄が選ばれていて、どんな理由でリスクがどれくらいあるのか？』
そういったことも分かっていないまま、あなたの大事な資金をリスクに晒していることは、本当に異常事態です。
必ず儲かるのであれば、それでもいいのかもしれませんが、相場に「絶対」はありません。
特に、期待と逆の結果になった場合は、
「聞いていたことと違うじゃないか！」
「言われたとおりに注文したのに…！」
と、納得がいかないでしょうし、大きな後悔とともに・・・
「情報料」と大事な「投資資金」を、２つ同時に失うことになります。
投資法についてもたくさんの種類があり、実際に自分で実践できない方法では、「何の価値もない」のです。
その投資スタンスが自分に合ったもので、且つ、その儲けのロジックを理解した上で、“誰でも実践できるもの”でなければ意味がありません。
自分自身で答えを出した判断は揺るぎないものであり、多少の株価変動があっても中途半端な目先の判断をすることはないでしょう。
他力売買では何も残らない
また、結果が良くても悪くても、これは次につながる経験であり、一生もののスキルになります。
しかし、他人の考えに乗っかるような他力売買では何も残らないのです。
目先の株価動向で一喜一憂するような投資では、永遠に成長することはありません。
『あなた自身で、株式投資という相場の世界から、利益をいつでも生み出せる力。』
『いつでも利益を出せる本当の実力』
これらを身に着けていくこと。そして、あなたのライフスタイルを崩さず、投資やお金ばかりの生活にならず、余裕と自由な時間を手に入れていく。
そのために、株式投資という、「お金を稼ぐ手段」を利用していきましょう。
株式投資は、お金を増やす「手段」
あくまで、投資はお金を得るための、お金を増やすための「手段」でしかありません。
■毎日パソコンの前に張り付いて、株価の動きに一喜一憂したり、
■自分の時間を削って、精神を削って、お金のことばかりを考えたり、
■家族や友人とのかけがえのない時間を犠牲にしてまで投資にのめり込んだり、
そんな投資を、あなたはこの先ずっと、していきたいでしょうか？
きっとそうではないですよね。
もし、あなたが気になる投資法や、その投資情報と出会ったときには、本当に自分が求めている投資法かどうか、そのことをライフスタイルだけでなく、将来的にどうなれるか？ということを、しっかりと見極めていくようにしてほしいと思います。
自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、自分の周りの人も幸せにしてあげましょう！
今日の相場格言
「他人を頼るべかららず、自力を頼むべし」
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