予想外、驚きの結果
米国の大統領選挙が終わりました。
結果は市場のコンセンサス(大方の予想)に反して、トランプ候補が勝ちましたね。
こんにちは。元ディーラーの佐藤です。
プロの専門家の予想がことごとく裏切られる結果になったことで、東京市場では1日で日経平均が一時1,000円を超える下落幅になりました。
大きな資金を動かしている投資家も「驚きの結果」だったので、余計大きな反動となったようです。
そして、市場関係者のコメントは口々に「予想外」を連発していました。
取引時間中に相場を見ることができる投資家は、評価損益の増減に一喜一憂したことでしょう。
しかし、一夜明けてみれば1,000円超の値上がりで基の水準に戻っています。
見なければ後悔するトレードはしなくて済む
「見ていなければ良かった」と後悔している方や評価損に耐えられず、安い水準で損切りしてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
イベントの中身や期間は違いますが、私が東日本大震災で経験したことが再現された感じになっています。
取引時間中に株価動向を見ることができない方は逆に良かったですね。
翌日は何事もなかったのように、元の水準に戻っていたのではないでしょうか。
相場は面白いですね。
「大きな流れは簡単には変えられない」
ということのようです。
逆にイベント前に手仕舞っていて、いつでも買い仕掛けられる状態だった方はこのバーゲンセールにしっかり乗れたのではないでしょうか?
先行きが不透明で、下落幅も大きかったので静観してしまったかもしれませんね。
私は抵抗帯の少し下に指値で買い注文を発注しましたが、残念ながら約定には至りませんでした。
結果論的には「ビッグチャンス」を逃した感じです。
まあ、焦らなくても、またチャンスは訪れます。
私の投資法から見る日経平均
米国の大統領選挙の影響で乱高下したこともあり、週足は再陽転となりました。
1,000円幅の急落の後の急反発なので、週足ローソク足は下ヒゲの長い陽線となり、チャート的には力強さを示しています。
16,500円~16,000円水準には強い抵抗帯があるようですね。
日経平均の今週末(11/18)の目標値は変わらず、4月22日(金)の終値の17,572.49円になります。
今回の乱高下は、今後も株式投資をしていく上で、良い経験になったと思います。
こういった外部環境が原因の急落では、買えそうもなかった値段で約定できることがあるのです。
一番簡単なのは、直近の決算発表で好業績を発表していて、上昇トレンド中の銘柄に注目するのですね。
個別銘柄毎の抵抗帯で「押し目を拾う」ということです。
これが「ビッグチャンス」なワケです。
マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。
自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!
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