今年もお疲れ様でした!
2017年も、もう終わりますね。
私にとってこの1年は、本当にあっという間でした。
こんにちは。元ディーラーの佐藤です。
振り返ると、感慨深いモノがあります。
先日、会員の方々には一足先にご挨拶をしたのですが、
「今年は人生で初の20万円以上のプラスが出せました!」
「1年を通して、コンスタントに50万円の利益が毎月出ています」
といった嬉しい報告とともに、メッセージをたくさんいただくことができました。
私がやってきたことは、間違ってなかったなと感じることができ、本当に嬉しいですね。^^;
来年2018年も気持ちを引き締めて、1年間しっかりと前進していきたいと思います。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、挨拶はここまでにして、今年最後のお話をしたいと思います。
投資家の判断基準
すべての投資家は必ず、何かを基準に売買の判断をします。
当たり前です。
では、、、
その判断基準は何でしょう?
大きくは、
・情報であったり、
・知識であったり、
・経験であったり、
だと思います。
例えば、情報であれば、テレビ・ラジオ・新聞、そしてインターネットなどですね。
昔からある媒体を信用している人は多いでしょう。
インターネットは手っ取り早いのですが、様々な情報が氾濫しており、何を信じていいかわかりません。
信頼できる情報発信者の基準は、
・知名度のある大企業
・華々しい経歴のある著名人
・知人・友人や実際に会って話した人
などでしょうか。
次に、知識です。
専門書に書いてあることや過去のデータ、有識者の解説などを参考にした自分の考えです。
そして、実際の自分自身の過去の経験や記憶ですね。
こういったものを判断基準に銘柄選択や売買の判断をするのが、一般的な投資におけるやり方です。
最も大事なことは何なのか?
しかし、残念なことに一番重要な・・・
『売買する株価(銘柄)そのもの』
という要素が抜けているのです。
どういうことかというと、多くの投資家は投資対象そのものを基準に投資行動を取っているつもりですが、実際は【情報・知識・経験】の中にある一部分が大きなウェイトを占めていて、それに影響されて最終判断をしているのです。
例えば、株式市場全体に影響のあるニュースが出るとそれを基準に投資判断を行ないます。
直近では9月初めに、「北朝鮮リスク」という情報がきっかけで一時的に全体相場が下落しました。
多くの投資家はリスク回避行動を取り、実損を出した人も多かったと思いますが、現在はその水準よりも高い株価位置にあります。
相場解説者も株価動向を見ながら、ネガティブコメントが多かったですよね。
結果論ですが、余計な情報でした。
この時の株価下落は個別銘柄とは、ほとんど関係のない要因で下落したので、状況が落ち着けば、“適正水準に戻ってくるのが相場”というものです。
判断基準がその銘柄そのものではなく、違うところになってしまったのです。
こういったことは、常に起こっています。
日経平均の動向を見ながら自分自身のポートフォリオの評価損益の増減で、個別銘柄の売買の判断をしたりします。
また、証券会社の勧める銘柄だったり、相場解説者の相場見通しも投資判断に大きな影響があります。
儲かっている投資家が保有している銘柄を追随買いしたり、テクニカル指標だったりその基準は様々です。
ですが、すべてその投資対象(銘柄)の直接的な部分ではないところが、基準になっているのです。
バブルの仮想通貨から見えること。
最近ではビットコインなどですね。
価格の急騰で多くの有識者が「バブルだ」などと論評しています。
バブルは弾けて初めてバブルですし、何と比較しているのでしょうか。
価格の急騰を過去の違うものの相場と比較しているようですが、比較対象がビットコインとは別のものですから、参考になりません。
ビットコインの大半を一部の人間が保有しているので、相場に大きな影響を与えることができるという解説もありますが、であれば未公開株が上場した時も同じではないでしょうか?
こういった間違った解説をする有識者の情報で、躊躇している投資家が多いのが現状です。
簡単にいうと、
【分からない=否定】
ですかね。
比較するものがなく、まだ参加者が少ないので、仮想通貨は初動であることは間違いありません。
日本が仮想通貨を認めないと言っても、世界で認められていれば逆に日本だけが孤立することになります。
キャッシュレスは時代の流れです。
もう、一国だけでは止められない状況で、世界中で決済手段として、日常生活に浸透してきています。
スウェーデン、デンマーク、ノルウェーなどの北欧諸国はキャッシュレス化(90%以上)社会が進んでいるという話です。
日本でも電子マネーはかなり普及してきましたが、最初はなかなか慣れなかったものの、一度使ってしまえば、効率的であることがよくわかると思います。
人は一度、便利になってしまうと、元に戻そうとは思わないでしょうし、この流れは止められないのです。
相場と同じです。
過去がどうとかではなく、人間の行動が一番影響するのです。
自分自身で判断基準を明確にして行動することが、後悔のない結果になります。
新しいことにチャレンジすることは良いことですし、時代の流れに乗り遅れないように未来に期待して自分自身の判断で行動しましょう。
2017年も激動でしたが、2018年も情報をしっかり見極めて・・・
自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!
今日の相場格言
「我れ、事において後悔せず」
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