【原理原則】株価が教えてくれるトレンドのサイン。

反転上昇のサインを示していた値動き


こんにちは。元ディーラーの佐藤です。

あなたの保有している銘柄は長期トレンドに逆らっていませんか?
長期トレンドと同じ方向に仕掛けていれば、保有期間が長ければ長いほど、評価益が増えていきます。

本日は「株価が教えてくれるトレンドのサイン。」ということで、過去の相場を踏まえてお話していきます。

7/5(金)の日経平均株価は2万1,746.38円で引けました。

週足ベースでは5週連続で陽線が続いており、
今週も「上昇継続」となりました。

セクター(業種)別では

全33業種中、31業種が上昇ということになっています。

特に海運業が2週連続で上昇率トップということなので、
日本郵船(9101) 、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)などの週足チャートを確認してみると、6/21(金)で買転換リバーサルが出現しています。

この時点で注目されていた人は多いかと思います。

上昇のきっかけは、G20での米中首脳会談で貿易協議再開と対中制裁関税見送りを評価して、

上昇に拍車がかかったことになっています。

しかし、日経平均をはじめ個別銘柄でも今回の上昇要因が出るよりも先に、

値動きが反転上昇のサインを示していたことになります。

重要なのはそれぞれの投資スタンス

なお、船株については、

「注目している」

「買おうと思うがどうですか?」

「買っている」

「いい感じになっている」

などのメールを複数いただいていますが、重要なのはそれぞれの投資スタンス(方針)です。

仕掛ける前に、

順張りか、逆張りか、それまでの流れや株価位置を確認し、次の“判断ポイント”を明確にしておきます。

また、

「仕掛けても大丈夫か?」

「仕掛けたんだが、手仕舞いはどうしたらいいか?」

などのお問い合わせもいただきますが、

「絶対買ってはいけない」

ということはなく、相場ですから、どんな銘柄にもチャンスはあります。

それぞれの投資スタンス、リスク許容度次第です。

また、手仕舞いの判断に迷うということは、投資スタンス(方針)が固まっていない状態で仕掛けてしまっている証拠です。

稀に

「買ってから1ヶ月以上経つが、全然上がらない」

「評価損が膨らんでいる」

という人もいますが、

1ヶ月は4週あるので、必ず、、、トレンドが継続しているか、もしくは転換サインが出ているはずです。

“塩漬け株”を作る最大の要因

リバーサル出現後のトレンドが継続していれば、株価は上昇しているはずですし、上がらないということはどこかで陰転リバーサルが出現しているはずです。

反転サインが出ているにも拘らず、保有継続すると当然、評価損が膨らんでいくことになります。

トレンドに逆らった建て玉を保有し続けるということが、“塩漬け株”を作る最大の要因なのです。

あなたの保有している銘柄は長期トレンドに逆らっていませんか?

長期トレンドと同じ方向に仕掛けていれば、保有期間が長ければ長いほど、評価益が増えていきます。

当たり前の原理原則です

マーケットが開いている限り、チャンスは何度もエンドレスに訪れます。

みなさんの資産が今後も堅実に増えていくことをお祈りいたします。

今日の相場格言
「トレンドを友とせよ」


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佐藤茂利