【他力で自滅】自分で考えること。大切なのは自分。

昔は・・・

暑い日が続いていますが、体調など崩していませんでしょうか?

7月・8月は熱中症がピークを迎えます。

こんにちは。元ディーラーの佐藤です。

熱中症予防は「水分」「塩分」「適度な休憩」これらが大切だそうです。

コマメな水分補給は基本ですから誰でも知っていると思いますが、塩分と身体を休めるということも大切なのです。

近年は高血圧予防で塩分控えめが流行りです。

しかし、人間の身体は塩分が不足すると、栄養を吸収することができなくなり、体内の代謝機能が衰えて、消化機能等が落ちるので、食欲がなくなったり、足腰なども弱ってしまうそうです。

昔は塩分について、今ほど過剰に制限するようなことはなかったように思います。

確かに、高血圧や心臓病に対する予防も大切ですが、副作用があっては意味がありません。

やはり、相場と同じで何事も「中庸」がいいのです。

要はバランスです。

買いたい時に買って、売りたい時に売る

熱中症予防の「水分」「塩分」「適度な休憩」は、株式投資に置き換えると・・・

「買うべし」「売るべし」「休むべし」

という格言のようです。

人間の生理現象に対して我慢しないということが一番、ストレスのない、良い結果につながるように思います。

喉が渇いたら飲む、疲れたら休むのです。

買いたいと思ったら、買えばいいし、売りたいと思ったら、売るんです。

我慢することも、無理に売買することもありません。

ただし、この感情が内からくるものであればいいのですが、外からの情報で心理状態が誘導されてしまってはダメなのです。

喉が渇いたり疲れていることは、自分以外の他人が教えてくれることではないですよね?

「君、喉乾いているんじゃない?」

ということは言われないはずです。^^;

世の中が減塩ムードなので、それを過剰に受け止めてしまい、塩分摂取を控えることで熱中症などが多くなっているのかもしれません。

決して、地球温暖化が原因ではないと思います。笑

サプライズは起こることが前提

例えば、相場で言えば昨年6月のBrexitや11月の米国大統領選挙は“大方の予想に反した結果”になりましたね。

ほとんどの個人投資家は専門家の予想をネットやメディアからの情報によって知ってしまったことで、心理状態にバイアスがかけられていたのです。

外からの情報でマインドコントロールされた状態です。

情報を鵜呑みにすることによって「こうだろう」「きっとそうだ」と、周りの情報によって左右されるのです。

ですが、どんなときであっても、他人の意見より自分がどう思うか、です。

私は銘柄予想サービスを否定している人間ではありませんし、大事なのは“使い方”だと考えています。

あくまでも情報として冷静に見て、

「そういう予想をするのか」
「そんな考え方、見方もできるな」

という情報として利用して、最終的には自分で判断する。

そのための材料として利用するのは悪くないと思います。

思考回路を停止させずに、自分で考える

ですが、ただ単に、言われるがままに銘柄予想に乗っかり、思考停止状態で投資するのは危険なのです。

予想があたれば良いかもしれませんが、相場ですから絶対はありません。

あなたがどのように考えて、どう決断するかどうか。

それが最も重要であり、実力となっていくのです。

そうしたこともあり、私は銘柄予想をしたりして、あなたに教えるのではなく、スクリーニングツールを駆使して、自らの力で銘柄選定できるようになってもらい、“本当の実力”をつけてほしいのです。

目先の小さなリスクやリターンばかり気にしていると、トレード自体がこぢんまりしてしまいます。

もし、自分で判断できないのでしたら、判断できるようになるまでは、実際の投資はしない方がいいでしょう。

投資とは、、、

他力に頼って行なうものではないのです。

オマケの話

直近の市場の話題ですが、大きな懸念材料があるそうです。

これも余計な情報かもしれません。

あくまで参考程度にここからは読んでみてください。

日本の株式市場がここまで底堅いのは、

「日銀のETF買いが要因のひとつである」

という大方の解説になっていますが・・・

7月はそのETFの配当落ちが集中するため、配当金捻出のために“大きな売り需要”が発生するという懸念材料が、市場の話題になっています。

チャートで確認していただければわかると思いますが、昨年はこの時期に決算期日が集中して、日経平均は急落していたようです。

しかし、その後直ぐに急反騰しています。

目先は下がりましたが、一時的だったというのが結果です。

どこで判断、結論を出したかによって、結果が違ってきます。

瞬時に判断して損切りした投資家はマイナスで終わり、株価位置などを冷静に確認して対処した投資家は、大きな利益を手にすることになります。

もっと言えば・・・

実際にはBrexitの大きな影響があった後の相場ですから、ETFの影響があったかどうかもわかりませんね。

情報や一時的な株価変動に翻弄されてしまうのではなく、後悔のない売買を心掛けましょう!

マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。

自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!

今日の相場格言
「我事において後悔せず」宮本武蔵


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