【無意味?】「勝率」「月利」「年利」が好き。

皆が大好きな数字?

今回は「勝率」についてお話したいと思います。

あなたも恐らく、

「勝率」「月利」「年利」

という数字が好きだと思います。

以前から何度かお伝えしているのですが、改めて、私の“考え方”をお伝えします。

こんにちは。元ディーラーの佐藤です。

株式投資などの売買だけでなく、「勝ち」「負け」のある勝負事のようなものは、必ず“時間の経過”で結果がでます。

この『勝ち』『負け』に拘ることは相場を張っているものとして“当たり前だと思いますが、、、

「買って売る」「売って買う」

というように、株式投資では仕掛けと手仕舞いが1セットで一つの売買、結果になります。

当たり前だけど、当たり前ではない。

当たり前ですが、片方だけでは結果がでないのです。

買っただけ、売っただけ、では株式投資では利益はでません。

そして、この1セットを“どこで区切るか”によって、結果が違ってくるワケです。

ちょっと回りくどい言い回しをしましたが、手仕舞いしなければ、結果は確定しないのです。

デイトレーダーなどは一日の立会時間の中で、何度も仕掛け、手仕舞いを繰り返し、都度“結果”がでます。

勝ちであろうと、負けであろうと、何かしらの結果がでます。

ですが、それはすべて目先の判断です。

値動きを見ながら、小さな株価変動に臨機応変に対応して、売買した結果がプラスになったり、マイナスになったりを繰り返し、結果的に一日を終えた時点でトータルの結果となります。

一つ一つの売買を短時間で結果を出しているので、勝率が大切になってくるのです。

勝率なんてどうでもいい!?

しかし、この時間軸を長くすれば勝率などどうでも良くなります。

何故なら、手仕舞いをしなければ結果がでません。

極論を言えば、、、

買った銘柄が評価損になっても手仕舞いしなければ、「負け」にはなりませんから、評価益になっている仕掛けのみを手仕舞えば「勝率100%」なワケです。

所詮、確率論など、このような“数字遊び”みたいなもので、一番都合の良い(悪い)一部分だけを切り取って、片方にバイアス(傾き)をかけて解説することなどは、一般的によく行なわれていることです。

勝率などは無意味なのです。

今年の初めに、投資とは関係のないある分野の専門家の方から、

「その投資法で売買したら勝率は何%ですか?」

という質問を受けました。

『株式投資』ですから、相場状況や局面によって結果が変わってきます。

ですから、

「一概には答えられない」

という返事をしようとしたのですが、そのような答えに納得しそうもない方だったので、敢えて「9割以上です」と答えました。

前述の理屈で言えば100%なのですが、さすがにそれでは“屁理屈”に聞こえてしまうので「絶対」はないという意味で9割にしたのですが、信じるはずもないですね。

しかし、実際、株式投資はこの考え方が基本にないといけません。

株式投資の基本はやはり・・・

バブル時のすでにかなり上昇してしまった株価位置で仕掛けて、バブル崩壊後の長期下降トレンドを保有しつづければ、時間とともに評価損は拡大します。

「塩漬け株」です。

・会社が潰れない限り、

・手仕舞いしない限り、

“負け”ではありませんが、そのような売買では資金が凍結してしまい、とても資金効率が悪くなります。

逆に・・・

十分下げきって、あとは反発上昇するしかないような株価位置で仕掛ければ、倒産しない限りかなり高い確率で利益(勝ちトレード)になります。

株式投資の基本はこれでいいのです。

目先の小さな株価変動で細かく結論を出していれば、勝率が悪くなるのは当たり前なのです。

超短期売買で言えば、高頻度取引のようなやり方は、また別の次元の話です。

こちらは仕掛けと手仕舞いの値幅を最小にして、回数を重ねて利益にしているのです。

値幅が最小なので、勝率は高くなりますがその分利益も小さいので回数を多くしているのです。

これが高頻度取引の“実態”でしょう。

結局、高速で処理できる売買システムがなければ、通用しない手法なのです。

もし、ヘッジファンドなどが使っているシステムの勝率が、100%に限りなく近いものならば、それは、、、

フェアなマーケットではない、ということでもあります。

いつも不利なのは個人投資家なのです。

このアンフェアな状況でも勝てる方法は同じ時間軸で戦わないことです。

個人投資家の強みを生かした時間軸の売買することでチャンスが広がります。

マーケットが開いている限り、チャンスは何度も訪れます。

自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!

今日の相場格言
「急ぎ商い損のもと」


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