【都議選が影響する?】週末・月末が重なった金曜日。

【都議選が影響する?】週末・月末が重なった金曜日。

都議選の状況が影響あり?

6/30(金)の日経平均株価の終値は20,033.43円で引けました。

週末、日足ベースでは186円安と急反落しましたが、月足は未だに上昇トレンド継続中です。

専門家の解説では、7/2(日)に東京都議会議員選挙を控え、イベント前には動きづらい、ということになっています。

どうなんでしょう。こんにちは。元ディーラーの佐藤です。

政権政党に属している議員の不祥事が相次いでいるにもかかわらず、政局不安で売られることのなかった日本株ですからね。

都議選の結果を見極めたい、と言うしかないのですね。

実際に下馬評どおりなら、少しは影響がありそうですが、すでに市場は織り込んでいるのかもしれません。

もし、大きく下げるようなことがあった場合は前回の仏大統領選挙の時のように、下げ止まりを見て押し目を拾うスタンスでいいのではないでしょうか。

下値には日銀のETF買いやファンドの買いが期待できますから。

要は、ニュース材料を基準に売買するのではなく、株価の値動きを見て判断するのです。

月末と週末が重なった6月

本日(6/30)は週末と月末が重なる年に数回しかない、週1副業投資術においては非常にわかりやすい日になりました。

オリジナルのスクリーニングツールで週足と月足が同時に、リバーサル出現となった銘柄を抽出できます。

しかし、相場の性質上、週足が先に変化の兆しであるサインを出していることが多く、すでにかなり値上がりしてしまっているチャートが多いかもしれません。

そういったチャートの銘柄は、押し目を拾うイメージでしばらく注目するようにしましょう。

日足のような短期に比べると長期トレンドは簡単には変わらないものです。

一時的な急騰・急落があっても、しっかりしたトレンドが発生していれば、徐々に元のトレンドに戻ってくるのが、“株式相場の良いところ”なのです。

これがFXなどと大きく違う部分なのですから、この特性を生かした売買をすることでチャンスを利益に変えることができるのです。

また、月末が来るまでリバーサルが出現するかどうか結果がわからないのですが、如何に変化の兆しである週足ベースのリバーサルで仕掛けるかが大切なのですね。

私も毎月、週足ベースでリバーサルが出現した銘柄が、月足でもリバーサル出現となるかに注目しています。

今回は週末(6/30)が軟調な展開になってしまい、残念ながら月足下降トレンドの継続という銘柄も多々ありました。

やはり、相場というものは終値が確定するまではわからないのですね。

参考銘柄を一部抜粋

参考までに月足で長期下降トレンドを形成していたチャートで、反転サインの出た一部の銘柄を載せます。

週足を見ながら日足で売買している投資家には意味のないものですが、ゆっくり落ち着いたローリスク運用のスタンスを取りたい投資家は注目してみてください。

非常に参考になるチャートではないかと思います。

但し、最終的には業績の回復や需給の改善が必要なので、当初はリバウンド狙いになります。

~~~~~~~~※一部、抜粋※~~~~~~~~

2178 (株)トライステージ マザーズ サービス業
2193 クックパッド(株) 東証1部 サービス業
2337 いちご(株) 東証1部 不動産業
3443 川田テクノロジーズ(株) 東証1部 金属製品
3674 (株)オークファン マザーズ 情報・通信
3686 (株)ディー・エル・イー 東証1部 情報・通信
4107 伊勢化学工業(株) 東証2部 化学
4571 ナノキャリア(株) マザーズ 医薬品
4572 カルナバイオサイエンス(株) 東証JQG 医薬品
5287 (株)イトーヨーギョー 東証2部 ガラス・土石製品
5440 共英製鋼(株) 東証1部 鉄鋼
5444 大和工業(株) 東証1部 鉄鋼
5482 愛知製鋼(株) 東証1部 鉄鋼
5603 虹技(株) 東証1部 鉄鋼
6070 キャリアリンク(株) 東証1部 サービス業
6237 (株)イワキ 東証2部 機械
6432 (株)竹内製作所 東証1部 機械
6773 パイオニア(株) 東証1部 電気機器
7220 武蔵精密工業(株) 東証1部 輸送用機器
7608 (株)エスケイジャパン 東証1部 卸売業
7865 ピープル(株) 東証JQS その他製品
8411 (株)みずほフィナンシャルグループ 東証1部 銀行業
9368 キムラユニティー(株) 東証1部 倉庫・運輸関連業
9404 日本テレビホールディングス(株) 東証1部 情報・通信
9816 (株)ストライダーズ 東証JQS 不動産業

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同じようなチャート例では、以前、中村超硬(6166)という銘柄を取り上げたことがあるのですが、月足チャートを見てわかるとおり、イメージどおりになっています。

1,000円台から3,000円近くまで、リバウンドしています。

結果論ではありますが、短期トレードで目先の小さな利益を積み重ねるより、下げ止まった水準を丹念に拾っておけばローリスクで効率の良い運用になるのです。

自分を信じて、自分で売買の判断できる個人投資家になり、株式投資で人生を豊かにして、周りの人も幸せにしてあげましょう!

今日の相場格言
「静かに待って、そして勝て」


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